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これぞ安心! 鉄壁のディフェンス株!

 

 

💡国と日銀がガチ保有する8銘柄を公開!

🏛️ 政府・日銀保有株とは何か?

政府(財務省・総務省など)や日本銀行が大口の株主になっている会社があります。

  • 💰 政府保有株 … 売ったお金は国の収入になります。
  • 🏦 日銀保有株 … 日銀はETF(株の詰め合わせ)を買って間接的に株を持っています。

国や日銀が株主にいると「会社が急につぶれにくい」と感じる人も多い反面、国が株を売るときは株価が下がることもあるのでニュースをチェックしましょう。

🤔 そもそもなぜ政府や日銀が企業の株を持ってるの??

<政府> 国にとって大事な会社を守るため!

国民生活に欠かせない企業が、もし民間にまかせきりになると…

  • 料金が急に上がる

  • 安全性が落ちる

  • 外資に買収されてしまう

    といったリスクがあるため、政府が一定の株を持ってコントロールしているんです。

こんな目的が・・・

  • 発言権(株主としての影響力)を持つ

  • 経営の暴走を防ぎ、公共性を保つ

  • 将来的には民間に売却して税収を得るケースも(例:JT、NTT)

<日銀> 景気を良くするため!

日本銀行(いわゆる「日銀」)は、株を買うことで経済を下支えしています。

なぜ株を買うの?

景気が悪くなると株価が下がり、人々がお金を使わなくなります。

そんなとき、日銀が株を買って株価を支えると、投資家が安心してお金を使いやすくなるんです。

たとえばこんな感じ

景気が冷え込んでいるときに、日銀がドーンと株を買うと、「お、株が上がってきた!経済回復するかも」と投資家が前向きになります。

投資家の資金が入って来やすくなる!

📊 政府・日銀が所有している主要銘柄まとめ(2025年7月7日午前時点)

📌 会社名・コード 🏛️/🏦 持ち分 💴 株価(円) 🎁 1株配当(円) 📈 利回り(%)
NTT 9432 政府 34.34% 154.5 5.3 3.43%
JT 2914 政府 37.56% 4,218 194 4.60%
日本郵政 6178 政府 35.98% 1,339 50 3.73%
東電HD 9501 政府 49.89% 533.2 0%
INPEX 1605 政府 23.11% 2,006.5 90 4.49%
アドバンテスト 6857 日銀 24.7%(推定) 10,735 39 0.36%
TDK 6762 日銀 20.1%(推定) 1,593 30 1.88%
ファーストリテイリング 9983 日銀 19.7%(推定) 47,600 480 1.01%

※ 東電HDは2011年度から配当なし。日銀の持ち分はETFを通じた推定値です。

 

📡 1. NTT(9432) — 日本の通信インフラの柱

低い株価と安定した配当が魅力。政府は2022年に一部売りましたがいまも約3分の1を保有しています。

基本情報

  • 魅力: 低い株価と安定した配当
  • 政府持株: 約3分の1を保有
  • 平均年収: 1,069万円

🔍 この会社、実はこんなに凄い!

NTTは日本最大の通信会社で、私たちが普段使っているインターネットや携帯電話のサービスを提供しています。まるで大きな木のような構造で、幹となるNTT本体から以下の枝(子会社)が伸びています:

  • NTT東日本・西日本 → 固定電話や光ファイバー
  • NTTドコモ → 携帯電話サービス
  • NTTデータ → 企業のコンピューターシステム

最近はAI(人工知能)技術の開発にも力を入れており、2024年8月には「NTT AI-CIX」という新会社まで設立しました。私たちの生活に欠かせない「情報の道路」を作り続ける、まさに日本のデジタル社会の土台となる企業。

🚬 2. JT(2914) — 高配当の王様

たばこ事業が中心で、配当を手厚く出す方針が続き、現金収入を狙う人に人気!

基本情報

  • 特徴: たばこ事業中心の高配当企業
  • 2025年配当予定: 1株208円
  • 配当利回り: 約4.8%

💰 なぜ「配当の王様」と呼ばれるのか?

JT(日本たばこ産業)は、その名の通りたばこを作って売る会社ですが、実は海外展開が非常に成功しており、

海外の利益の方が国内より大きいという特徴があります。

事業の三本柱:

  1. たばこ事業(メイン)- 国内外で展開
  2. 加熱式たばこ(Ploom シリーズ)
  3. その他事業(テーブルマーク冷凍食品、医薬品開発)

健康志向でたばこ需要が減る中、加熱式たばこや海外市場での展開で安定収益を確保。まるで定期預金のように毎年しっかりと配当を払うことで、現金収入を重視する投資家から絶大な人気を誇っています。

📮 3. 日本郵政(6178) —身近すぎて気づかない金融帝国

ゆうちょ銀行・かんぽ生命をもち、収益源が複数。政府が少しずつ株を売るタイミングに注目。

基本情報

  • ネットワーク: 全国約24,000の郵便局
  • 子会社: 日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命
  • 特徴: 複数収益源を持つ安定企業

🏪 日本最大のネットワークを持つ企業グループ

日本郵政は、私たちの最も身近な存在である郵便局の親会社です。そのネットワークの規模は圧倒的:

グループ構成:

  • 日本郵便 → 手紙・荷物の配達サービス
  • ゆうちょ銀行 → 全国どこでも利用できる金融サービス
  • かんぽ生命 → 生命保険事業

特に注目したいのが、ネット通販ブームによる宅配需要の急増です。Amazonや楽天で注文した商品の多くが日本郵便によって届けられており、デジタル時代の新しい収益源となっています。

お年寄りから子供まで、田舎から都市部まで、誰もが利用できる日本最大のインフラ企業として、安定した収益基盤を持っているのが魅力!

⚡ 4. 東電HD(9501) — 復活待ちの電力会社

福島事故後に国が資金を入れて実質国有化。配当再開が最大の材料です。

基本情報

  • 現状: 福島事故後、実質国有化
  • 課題: 廃炉・賠償費用の負担
  • 注目点: 配当再開のタイミング

🔄 復活のシナリオとは?

東京電力ホールディングスは、関東地方に電気を供給する重要なライフライン企業ですが、2011年の福島第一原子力発電所事故により、現在も厳しい状況が続いています。。。

現在の状況:

  • 廃炉作業は数十年規模のプロジェクト
  • 被害者への賠償が継続中
  • 国からの資金支援により経営継続

復活への材料:

  1. 電力需要は絶対になくならない
  2. 廃炉技術は世界的な価値を持つ可能性
  3. 再生可能エネルギーへの転換チャンス

配当は現在停止中ですが、将来の配当再開が最大の投資材料として注目されています。日本のエネルギーインフラの中核企業としての価値は変わりません。

🛢️ 5. INPEX(1605) — エネルギー開発の主力

原油・ガスを探して採る会社。配当利回りが高く、エネルギー政策とも結びつきが深いです。

基本情報

  • 事業: 石油・天然ガスの探査・開発
  • 展開地域: 約20カ国
  • 配当利回り: 4.4%(5年連続増配)

🌍 世界を舞台にした現代の宝探し

INPEXは日本最大の石油・天然ガス開発会社で、世界各地で地下に眠るエネルギー資源を探し出す、まさに現代の宝探しを行っています。

主要プロジェクト地域:

  • オーストラリア(イクシス LNG プロジェクト)
  • インドネシア
  • アラブ首長国連邦
  • その他アフリカ、南米など

なぜ注目?

  1. 原油価格上昇の恩恵を直接受ける
  2. エネルギー安全保障の観点で国家的に重要
  3. 脱炭素時代でも天然ガスは「つなぎ燃料」として需要継続

世界情勢の影響を受けやすいリスクはありますが、エネルギーは私たちの生活に絶対必要なもの。

株主還元にも積極的で、安定した配当収入を期待できる企業!

🔬 6. アドバンテスト(6857) — 半導体テスト装置の世界トップ級

配当は低めですが成長期待が大きい銘柄。日銀ETFの買いが下支えになる面もあります。

基本情報

  • 世界シェア: 58%(業界トップ)
  • 事業: 半導体テスト装置の開発・製造
  • 成長分野: AI半導体のテスト需要急拡大
  • 配当利回り: 0.36%

🤖 AIブームの真の受益者

アドバンテストは、スマートフォンやコンピューターの「頭脳」である半導体が正常に動作するかをチェックする装置を作る会社です。半導体テスト装置の世界シェア58%を誇る隠れた王者企業!

なぜ今注目?

  • ChatGPTなどのAIブームで高性能半導体の需要急増
  • 2024年業績は売上高が前年の約2倍
  • AI用半導体は従来品よりテストが複雑で高単価

例えるなら 

 半導体が人間なら、アドバンテストの装置は「健康診断機器」のような存在。AIが進化すればするほど、より精密な「健康診断」が必要になり、この会社の技術が欠かせなくなります。

配当利回りは控えめですが、技術力で世界をリードする日本企業として、将来の成長期待が非常に高い銘柄!

🔋 7. TDK(6762) —カセットテープからEVバッテリーへの華麗な転身

スマホ向け部品からEV用バッテリー材料まで幅広く手がけます。成長と配当のバランス型。

基本情報

  • 創業: 1935年(老舗電子部品メーカー)
  • 強み: スマホ用小型バッテリーで世界トップシェア
  • 設備投資: 2027年まで8,000億円の大型投資計画

📱 あなたのスマホの中にもTDKが!

TDKと聞くと「カセットテープの会社」と思う人もいるかもしれませんが、実は現在の主力事業は全く違います!

華麗な転身の歴史:

  1. 1935年創業 → カセットテープで有名に
  2. デジタル時代 → 電子部品に転換
  3. スマホ時代 → 小型バッテリーで世界制覇
  4. EV時代 → 車載バッテリー・センサーへ展開

現在の主力事業:

  • スマホ用リチウムイオン電池(世界トップシェア)
  • コンデンサ・コイル(目に見えない小さな部品)
  • 車載用バッテリー・センサー(EV向け)
  • HDDの磁気ヘッド(データ記録装置)

私たちがスマホを1日中使えるのも、この会社の技術のおかげ!成長投資と配当のバランスが取れた、時代の変化に適応し続ける老舗企業!

👚 8. ファーストリテイリング(9983) — ユニクロで世界制覇を目指す!

世界中で店舗を広げる衣料大手。配当は控えめですが、売上成長が株価を牽引しています。

基本情報

  • ブランド: ユニクロ、GU
  • 展開: 世界25カ国・地域、約2,400店舗
  • 海外比率: 全店舗の67%が海外

🌍 「服のマクドナルド」を目指す世界戦略

ファーストリテイリングは、私たちおなじみのユニクロを運営する会社ですが、その規模と世界展開は想像以上です!

驚きの世界展開:

  • 北米: アメリカでの店舗拡大が加速
  • ヨーロッパ: 機能性重視の商品が人気
  • 中国: 最大の海外市場(約900店舗)
  • 東南アジア: 急成長市場で積極出店

成功の秘密:

  1. 「LifeWear」コンセプト → 究極の普段着を世界に
  2. 機能性商品 → ヒートテック、エアリズム、ウルトラライトダウン
  3. 手頃な価格 → 高品質なのに買いやすい価格設定

創業者の柳井正さんは日本一の富豪としても有名で、「服のマクドナルドになる」という壮大なビジョンを掲げています。

配当利回りは控えめですが、継続的な成長による株価上昇が期待でき、グローバル消費者向けビジネスの成功例として注目度の高い企業!

🧐 政府保有株の特徴と注意点

  • 📉 株を売って得たお金は国の予算になります。国の財政が苦しいと追加で売られることも。
  • 💸 JTやINPEXなど配当が高い会社が多く、国にとっても安定した収入源。
  • ⚠️ 東電HDのように災害や事故で配当が止まるケースもあり。

🔍 日銀(ETF)保有株の特徴と注意点

  • 🔄 所有しているETFの見直しがあれば日銀が株を売る日も来ますが、急に全部売るわけではなく少しずつと示されています。
  • 🗓️ ETFの組み替えが発表されると株価が動くことがあるので、日程をカレンダーにメモしておくと安心です。

※ETF:上場投資信託

💡 新NISAで高配当株を買うメリット

  1. 🚫税金ゼロ … 配当に約20%かかる税金が新NISAを使えばゼロ。
  2. 雪だるま効果 … 非課税でもらった配当を再投資して翌年の配当を増やす。
  3. 💹 売却益も非課税 … 値上がり益も丸ごと手取り。
  4. 📈 使える金額が大きい … 年間240万円、生涯1,800万円まで非課税。

高配当株は人気で値動きもあります。急落時に少しずつ買うなど、自分のリズムを決めておくと安心!

🎯 初心者が押さえるべきポイント

  • 💳 無理のない金額 … NTTは約1.5万円(100株)、TDKは約1.6万円(10株)など金額や株数を決めて少額ずつ買う。
  • 📚 業種を分けて持つ … 通信・たばこ・郵便/金融・エネルギー・半導体・衣料で分散。
  • 🔔 ニュースに興味を持つ … 世界情勢やお金のニュースなど少しずつ知っていく。

❓ よくある質問(FAQ)

 ✅政府保有株は安全なの?
→ 国が大株主でも株価が必ず上がるわけではありません。売り出しや政策転換で下がることもあります。
 ✅日銀が株を売るとどうなる?
→ 少しずつ売ると公表されているため、一気に暴落する可能性は低いと考えられています。
 ✅新NISAの枠がいっぱいになったら?
→ 上限を使い切ったら特定口座で買うか、翌年の枠を待ちましょう。
 ✅配当だけで生活できる?
→ 年利4%で年間200万円の配当を得るには約5,000万円の投資が必要です。
 ✅株価が下がったらどうする?
→ すぐに売らず、なぜ下がったのか、配当が維持できているかを見て判断しましょう。
 ✅2万円以下で買える銘柄はある?
→ NTTは約1.5万円(1株155円×100株=15,500円) ※2025/07/07時点

🚀 次に取るべきアクション

  1. 証券口座で8銘柄をお気に入り登録
    おすすめの証券口座は Instagramハイライト で紹介しています。気になったらチェックしてみてください。
  2. 📝 長期で保有したい株リストも参考に買いたい銘柄を決める
    ※ 長期で保有したい株リストは近日公開予定です。
  3. 🉐 株の買い時を知っておく
    詳しくは「投資初心者でもわかる株の買い時<RSI>」記事をチェック!

 

🌱 投資は早く始めて長く続けるほど有利です。今日が人生で1番若い日。 前へ1つずつ進んでいきましょう!

 

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