📈 かんたん解説&使い方ガイド【スマホでOK】
「株を買うタイミングがわからない…」そんな投資初心者のあなたに朗報です。
今回は、チャート分析のなかでも特に人気の高い「RSI(アールエスアイ)」という指標について、できるだけわかりやすく、日常の例えを交えながら解説していきます。
RSIとは、今の株価が“買われすぎ”なのか“売られすぎ”なのかを教えてくれる道具です。これが分かれば、「高値づかみ」や「底で売ってしまう」といったミスも防げるようになります。
🧭 RSIって何?難しそうに見えて、実はとてもシンプル
RSIは「Relative Strength Index(相対力指数)」の略ですが、英語の意味は覚えなくても大丈夫です。ざっくり言えば、株の“熱さ”や“冷たさ”を数値化したメーターのようなものです。
数字は0〜100の間で動き、次のように判断します:
- RSIが70以上: 買われすぎ → 上がりすぎて反落に注意
- RSIが30以下: 売られすぎ → 安すぎてそろそろ反発かも?
このように、RSIは今の株の「過熱感」を視覚的に判断できる便利なツールなんです。
🎯 たとえ話でRSIをもっと身近に感じよう
RSIは、たとえて言えば“セール価格の目安”です。
- 普段5,000円の靴が、セールで2,500円に→ 「安い、買いだ!」→ RSI30以下の状態
- 逆に人気で7,000円に跳ね上がっていたら → 「高い、買うのやめよう」→ RSI70以上
つまり、RSIが30以下なら「下がりすぎで、そろそろ反発するかも?」、70以上なら「上がりすぎで、調整が入りそう」と予想する材料になります。
🛠 RSIの数値を見るだけで買い時・売り時がわかる?
投資初心者にとって最も難しいのが「エントリー(買う)とエグジット(売る)のタイミング」。
RSIを使えば、感情に流されず数字で判断できるようになります。
✅ RSI30以下のとき(買いのチャンス)
「この株、売られすぎてるかも…?」という状態。
特に下がり続けたあとにRSIが30を切り、そのあと陽線(価格上昇)が出たら、反発スタートの合図。
🚨 RSI70以上のとき(利益確定のタイミング)
「みんなが買いすぎて、過熱している状態」。
RSIが70を超えたまま維持していると、どこかで大きく調整が入る可能性が高まります。
→ 「そろそろ売っておこう」「買うのは様子を見よう」という判断に役立ちます。
📱 SBI証券のスマホアプリでRSIを見る方法(画像予定)
「RSIってどこで見られるの?」と思うかもしれませんが、スマホだけで確認できます。
SBI証券の株アプリを使えば、簡単にRSIを表示できます。
📲 手順
- アプリを開いて、銘柄(例:トヨタ)を検索
- チャート画面を開く
- 「テクニカル」→「RSI」を選択
- 画面下部にRSIのグラフと数値が表示される
このグラフをチェックするだけで、「今は安くなってる?それとも高すぎる?」が一目でわかります。
🖼️ ※このセクションには、SBI証券アプリのRSI画面を後ほど画像で追加予定です。
⚠️ RSIの落とし穴と「だまし」の見抜き方
RSIはとても便利なツールですが、「万能」ではありません。
たとえば、RSIが30以下でも「もっと下がり続ける」ことがあります。これは“ダマシ”と呼ばれる現象です。
🧠 どうすればダマシを避けられる?
- RSIが30以下+陽線が出たら反発の可能性が高い
- RSIが下がりきってから上昇に転じたときを狙う
- 価格がサポートライン(過去に止まった価格)で止まったかを見る
数字だけでなく、“動き”や“流れ”を合わせて見ることがポイントです。
🔗 RSIを他の指標と組み合わせると、もっと使いやすくなる!
RSIは「相場の熱さ」を測るのが得意。でも、「トレンドの方向」までは見えにくいんです。
📉 移動平均線(MA)との併用
- 株価が移動平均線の上にあって、RSIが30付近から上昇 → 押し目買いの好機!
- 株価が移動平均線の下にあり、RSIが70以上 → 反落注意
📊 出来高(ボリューム)との併用
- RSIが30以下+出来高が急増 → 買いエントリーに信頼性アップ!
- 出来高が少ないときは、RSIの効き目も弱まる傾向あり
🌀 投資初心者がやりがちな3つの失敗とRSIの活用法
❌ 1. RSIだけを見て即トレード
→ 陽線の出現やトレンドの向きも確認。RSIは補助ツールです!
❌ 2. 感情で動いてしまう
→ RSIを使えば「数字で冷静に判断」できます。
❌ 3. 一つの銘柄に固執する
→ RSIを複数銘柄で見比べれば、より有利な条件の株を選べます。
💬 よくある質問(初心者向けQ&A)
- Q1. RSIは何日がいいの?
- → 通常は14日設定が定番。まずはこの数値から始めましょう。
- Q2. RSIが30以下なのに、株価がさらに下がるのはなぜ?
- → RSIはあくまで「売られすぎの目安」。反発するとは限りません。ローソク足や出来高とセットで見てください。
- Q3. RSIはFXや仮想通貨でも使える?
- → はい!価格変動のあるすべての市場で利用できます。
🎯 まとめ:RSIは「タイミング判断」の最強サポート
- 🔻 RSIが30以下: 売られすぎ → 反発の可能性に注目!
- 🔺 RSIが70以上: 買われすぎ → 調整に注意
- 🧩 他の指標(MA・出来高)と併用すると精度アップ!
- 📲 スマホでRSIが見られる無料ツール(SBI証券など)を活用
RSIをうまく活用できるようになれば、「なんとなく」でトレードする不安から卒業できます。
ぜひこの機会に、あなたのトレードルールにRSIを取り入れてみてください!